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スケールの大きな現場で
災害時など万一の際に貢献する
高品質で信頼性の高い工事を
実現していきたい。
木川 儀宣Yoshinobu Kigawa
施工管理/関西支店
機械工学科卒/2018年入社
PROFILE

入社後2ヶ月間の本社での新入社員研修を経て、関西支店に配属。現在は主に施工管理担当として、非常用発電設備やポンプをはじめとする水処理設備等の撤去・据付工事に携わっており、また現場の知識を活かして営業も担当している。

Q.入社したきっかけは?

企業から学校に届いた求人資料が入った数多くの茶色い封筒。その中から偶然手にした唯一の緑色の封筒。それが第一テクノとの出会いでした。たまたま手にしたのですが、地元(北九州)を離れて広い視野で仕事がしたいと考えていたことから、エントリーしました。面接では複数の社員と話すことができましたが、ざっくばらんな社員ばかりだったため、自分に合った会社だと判断し、入社を決意しました。面接で感じたざっくばらんな雰囲気は、入社後変わらずに感じています。帰省する時のことも考えて関西支店への配属を希望し、配属されましたが、関西支店では「水」も「電気」もどちらも施工管理として担当するので、技術者として幅広い知識を身につけることができています。

Q.担当業務について教えてください。

水分野では、地方自治体が発注する洪水を防ぐための雨水排水機場のポンプ設置工事における施工管理です。大雨の時などに、一時的に貯めておいた水を川に流すためのポンプで、毎秒数立方メートルという大量の水を川に吐き出す大型のポンプを4機場同時に設置しようとしています。実際の作業は協力会社の技術者が行うので、私たちは施工方法の選定、スケジュールの調整、安全に施工するための点検や監視、品質管理、報告書類等の作成などを担っています。
電気分野では、3,000kVAの大型非常用発電設備を9台設置するというもの。工事費は、1.5億円を超える大型工事であり、大きなやりがいを感じています。また、現場で身に付けた知識を活かして営業も担当しています。施工管理とはまた違った知識が必要なため簡単ではありませんが、多くの知識を得ることができるので、自分自身が少しずつ成長できていることを感じられます。

Q.この仕事の面白さは?

大口径のポンプはちょっとした会議室くらいの大きさで、それを現地で組み立てて据え付けているのですが、まずスケールの大きさが魅力です。また、施工管理の仕事は、全体を見渡して段取りを組んでいくものなので、「この現場は自分が仕切っている」という充実感もあります。実は学生時代に土木作業のアルバイトをしたことがあったのですが、当時は指示されたことをこなすだけで、視野が狭かったと思います。今は先々のことまで考えて指示を出す側なので、責任は重いものがありますが、協力会社の技術者とコミュニケーションを図りながら工事がスムーズに運んだときの感動はとても大きいですね。

Q.壁にぶつかることは?

私は学生時代、機械工学を中心に学んできたのですが、施工管理として現場を担当するには、専攻以外の分野の知識も必要となります。ポンプも非常用発電設備もどちらも機械設備ですが、電気や土木のことも知らないと、協力会社の技術者からの質問に答えることができません。もちろん、社内研修などを活用して勉強する必要があるのですが、心強いのは詳しい先輩が社内に多くいること。親切に教えてもらえるので、大変頼りになります。総合的な知識や経験が問われる仕事ですが、それを活かして課題を解決できた時は、とても嬉しいですね。

Future goals
今後の目標を教えてください

洪水対策の排水機場や非常用発電設備といった防災・減災に関わる設備を扱っているので、災害時など万一の際に確実に貢献する高品質で信頼性の高い工事をしっかりしていきたいと考えています。そのなかでも、大規模なプラント工事の現場代理人として活躍することが当面の目標です。大規模になればなるほど工程も複雑になるので、一つひとつの工程を覚えていく地道な積み重ねが必要となりますが、ぜひ挑戦したいと考えています。また、小規模な工事の場合はコスト管理も含めて現場を任されていますが、大規模な工事では入社年次が浅いこともあってコスト的な部分にはまだ携わっていません。知識と経験を積み重ね、コスト管理も含めてスケールの大きな工事を任される存在になりたいと思います。