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制御盤の設計、
インフラの遠隔監視システムの
開発を通じて、
日常を豊かにする。
松山 知信Tomonobu Matsuyama
企画開発/開発技術部 電気計装課
理工学部・電気工学科卒/2014年入社
PROFILE

入社後2ヶ月間の新入社員研修を経て、開発技術部電気計装課に配属。ポンプや河川用ゲート設備など水に関するインフラ設備を稼働させるための制御盤の設計に携わる。現在は、集落排水や下水道施設などのポンプを24時間遠隔監視するシステム「遠眼警備隊Ⅱ」の開発も担当。2019年には資格を取得し、電気工事の施工管理も担当するようになった。

Q.入社したきっかけは?

もともとインフラに興味があったこともあり、大学時代は「卒業後は電気関連の仕事で社会に貢献したい」と考えていました。なかでも第一テクノは「電気」「水」をキーワードに非常用発電設備や太陽光発電設備など電気に関するインフラ設備も手掛けていたため、「ここでなら社会貢献度の高い仕事ができる」と当社に飛び込むことを決めました。入社当初は非常用発電設備の施工管理担当を希望していましたが、新入社員研修で学んだ“シーケンス制御”に学生時代には感じなかった面白味を感じ、配属を決める面談で「企画開発の仕事に挑戦したい」と伝え、希望通り現在の開発技術部電気計装課に配属されました。自分から手を挙げる必要はありますが、社員一人ひとりの“やりたい”を汲み取ってくれる風土も当社の大きな特徴だと思います。

Q.担当業務について教えてください

私の主な仕事は、ポンプや河川用ゲート設備などを稼働させるための制御盤を設計することや自社オリジナル製品である遠隔監視システム「遠眼警備隊Ⅱ」の継続的な開発業務、各支店・営業所における電気設備全般の技術的な対応です。制御盤製作については外部製作とすることもできますが、自社製作とすることで通常時のメンテナンスや緊急時の修理対応なども迅速に行うことができるため、顧客満足度の向上につながっています。大雨による洪水など自然災害も増えており、自社開発・製造から生まれる“対応の迅速さ”は、水に関するインフラ設備を通じて社会や人々の暮らしを支えている当社にとって大きな強みになっています。

Q.仕事の醍醐味は?

それぞれの現場にはそれぞれの特徴がありますし、機械ひとつとってみてもプラントによって制御方法が異なります。機械担当には機械担当の設計思想があり、電気担当には電気担当の設計思想があります。だからこそ、プラントごとに合った制御方式を考えて設計することが大事であると考えています。もちろんそこまで考え抜いても、現場で機械が想定外の動きをすることもありますし、制御盤と言ってもまるで“生き物”を扱っているような難しさを感じることはあります。しかし、様々なハードルを乗り越えて“理想の姿”を体現できたときには大きな達成感を得ることができますし、お客様や社内から「松山がいてくれてよかった」と感謝されたときには確かな手応えを感じることができます。

Q.印象に残っている仕事は?

最近では、2019年2月に担当した公園の噴水制御盤の設計が一番記憶に残っています。震災以来、噴水をはじめとする水景設備の案件が減少していたということもあり、私自身も噴水に携わるのは数少ない経験でした。経験豊富な上司にサポートされながら、光と水を連動させるDMXと呼ばれる信号を使って20分ほどの演出を考案。ポンプやノズルをコントロールするソフトやタッチパネルの画面構成、制御回路を設計しました。初めてのことも多く戸惑うこともありましたが、最終的に噴水が無事に稼働したときは嬉しかったですし、何より子どもたちが笑い声をあげながらはしゃぐ姿を見たときには、言葉にできないほどの感動を味わうことができました。排水機場などの機能的な仕事にもおもしろさはありますが、電気という専門知識を使って“感動”を与えられることもこの仕事の醍醐味のひとつなのかもしれません。

Future goals
今後の目標を教えてください

携わる現場ごとに新しい発見、新しい挑戦があるので、今後も目の前にある“壁”を乗り越えていくなかでさらに高いレベルの仕事をしていけたらと考えています。そしてあらゆる現場、あらゆる技術、あらゆる解決策を吸収しながら、いつかは私の上司のように、「電気関係で困ったことがあったら松山に聞け」と呼ばれるようなプロフェッショナルになりたいと考えています。